日本200名山・七面山


       《山行報告》                 記;山口敏晴

平成12年1月3日〜4日    【七面山】       五万分の一<身延>

1/3  向島6:30−−8:05三雲−−竜王インター〜12:10 清水インター〜R52 −−
身延町−−早川町−−14:00 羽衣−−雨畑湖−−14:30 林道井川雨畑線−15:05
ゲート−引き返す−−16:00 羽衣・七面山登山口(泊)

1/4  6:35...8:10 36丁..和光門..8:50敬慎院9:00...9:35七面山頂
上(△1982.4m 二等三角点)9:55....10:25 敬慎院...11:15 24丁...
12:00 車のところ−−R52 −−清水市−−静岡市−−14:55 梅ケ島新田−−山伏
西日影沢登山口15:10 −引き返す−−16:30 藤枝バイパス−−18:45 豊川インタ
ー〜21:20 竜王インター〜23:00 向島

(村田)、山口、               往復走行距離 1017km


七面山頂と南アルプス

正月休みを利用して、身延山地に出掛ける。ここには、200 名山の七面山と300 名山の山伏2013.7m 、それに今話題の、西暦2000年にちなんだ標高2000m 山であ る大谷嶺(△1999.7m 三等三角点)があり、3座を2日間で登るという、贅沢な 計画をたててみた。

この計画のポイントは、林道井川雨畑線がうまく使えるかどうかである。この道 はガイドでは、工事や大雨で不通の事が多い。未舗装かもしれず、滋賀の村田氏 の四駆で出発することにした。山伏は、静岡県側の梅ケ島から登るのが一般的だ が、これだと移動に時間が掛かり過ぎ、2日間で3座は無理である。
敬慎院から富士山を望む

七面山は、山梨県早川町の南部に位置するが、山頂一帯は、身延町の飛地になっ ている。
古くから、日蓮宗の山岳信仰の聖地として知られ、日蓮宗の守護神である、七面 天女を祀っている。
山伏は、山梨県早川町と静岡県静岡市の県境にあり、安倍川流域(安倍奥)の最 高峰で、唯一の2000m を越える山である。
大谷嶺は、日本三大崩れの一つといわれる、大谷崩の頂上にある。富士山の大沢 崩とともに名高い。この大崩壊の発生は、宝永4年(1707年)の地震だという。
早川町では、行田山と呼んでいて、頂上には早川町が埋没した、西暦2000年記念 石碑がある。
七面山頂にある案内板

1/3 、朝8時、三雲で村田氏と合流して、東名高速を走る。
予定は、今日中に、七面山をピストンして、明日、山岳道路を使って、大谷嶺と 山伏を登るつもりである。
しかし、静岡に入ると事故渋滞に遭遇して、清水インターに降りるのは、昼を過 ぎてしまう。R52 を北上し、七面山の登山口である羽衣に着いたのは、午後2時 。たくさんの信者が、山から降りてきている。子供もいる。
ここから山頂までの標高差は、1500m あり、今から登るのは、日が暮れてしまっ て、予定していたピストンは無理のようである。
角瀬や雨畑からも登山道があるが、やはり羽衣からの表参道が、最も近い。
予定を変更して、林道井川雨畑線を行くことにする。
林道入口には、全面通行止の掲示はなく、先に進む。眺めがよくなり、大谷崩が 見えてきた。しばらくは、舗装した道が続いたが30分して、ゲートにぶつかる。
見ると、12/10 〜5/20の半年間は冬期閉鎖と書かれてある。この情報は事前に入 っておらず、残念である。
行田山に登るには、ここに車を置いて歩いて下さいと貼り紙がしてあった。
行田山(大谷嶺)にだけ行くのなら、林道を1時間歩き、さらに2時間山道を歩 けば登頂できそうである。
引き返して、羽衣の七面山登山口で泊まりとする。
日が暮れかけても、信者が降りてきていて、登山者でなく信者が多いのに驚く。
山伏の登山案内図

1/4 、朝6:35出発。まだ暗いが、2丁までは電灯があり、助かる。
杉の巨木林の参道を登っていく。1丁目ごとに石柱があり、50丁まで続く。
信者に会うと、「こんにちは」ではなく、「ご苦労さま」と言ってくれる。なん か照れくさい。
1時間歩くと、富士山が望まれた。さらに15分で白銀の南アルプスが顔を出す。
50丁の敬慎院には、2時間15分かかった。
標準コースタイムは3時間だそうである。ここには、大きな展望図があり、真下 に身延山奥の院1748m ,愛鷹連峰,毛無山1946m ,雨ケ岳1772m ,遠く、甲武信 2483m 、大菩薩2057m も望まれた。
敬慎院から先は、参道ではなく、山道で静かになる。ナナイタガレという大崩落 を左にみて、35分で三角点のある頂上に達する。
三角点は欠けていて等級がわからない。新ハイキング社の300 名山ガイドで2等 三角点とわかった。
眺めよく、手前に笊ケ岳,奥に雪を被った聖,赤石,荒川三山,塩見の山々が美 しい。山伏の姿は、木立があって見えなかった。
ちょうど、お昼に車のところに戻ってくる。R52 で静岡市に戻り、再び北上して 梅ケ島をめざす。梅ケ島まで3時間を要する。
赤水の滝を越して、新田の分岐には目新しい大谷嶺の看板があり、有り難い。
西日影沢と大谷崩の分岐には、立派なコースタイム入りの案内図があった。
西日影沢の登山口には、まだ車が5台停まっていた。時間はすでに、午後3時で あり、登るのは諦めて、温泉に入って、帰ることにした。
が、コンヤ温泉は正月休み。蕨野温泉は満員で断られた。
バイパスを乗り継いで、豊川インターから東名高速に入った。