群馬・長野の一等三角点5座


      《山行報告》                 記;山口敏晴

平成11年10月   【井上山】     五万分の一<須坂>
    9日〜11日 【雁田山】          <中野>
           【留夫山】          <軽井沢>
           【赤久縄山】         <万場>
           【根岸】           <小諸>

10/9 京都6:40〜上信越道・須坂インター12:50 〜須坂市井上−−13:05 井上城跡登山口...13:30 小城跡...13:35 大城跡...14:15 井上山頂上(△ 771.3m 一等三角点)...15:10 車のところ−−−小布施町−−15:40 すべり山入口...16:30 雁田山頂上(△759.4m 一等三角点)...17:15 車のところ−−−17:50 須坂インター〜18:00 松代PA(泊)

10/10 5:00〜5:30小諸インター〜軽井沢町−−−旧軽井沢−−6:10熊野神社..6:30鼻曲山登山口...7:15一の字山1336m ...8:00留夫山頂上(△1590.8m 一等三角点)....9:40車のところ−−−松井田町−−妙義町−−下仁田−−南牧村−−11:50 塩ノ沢峠−−−御荷鉾林道−−杖植峠−−12:30 ゲート...13:20 取付...13:35 赤久縄山頂上(△1522.3m 一等三角点)...14:45 ゲート−−−上野村−−下仁田−−−17:40 神津牧場(泊)

10/11 5:20−−R254−−佐久市−−小宮山−−下平−−取付6:25...7:25根岸頂上(△875.8m 一等三角点)...8:25車のところ−−−R142−−−新和田トンネル−−−9:50長野道・岡谷インター〜京都南インター〜15:15 向島

(岸本)、山口、                 往復走行距離 1210km


井上山にある空堀の説明板

体育の日に絡んだ、今年最後の3連休で、長野・群馬の一等三角点巡りをする。
5月の連休に長野の一等三角点を歩き回ったが、その続編である。
長野には、500m以上の一等三角点が、35座あるが、今回3座登頂出来て、残り3座だけとなった。

10/9 先ずは、須坂にある井上山をめざす。須坂インターを降りたところが井上地区で、酒屋で聞くと、井上城跡の登山口を教えてくれた。歩き始める。
小城跡・大城跡には、案内板があり信濃源氏である井上氏のことが書かれてあった。空堀跡があり、ここにも説明板があった。ここから頂上までは、結構な登りであった。三角点の写真を撮って、車に戻る。
旧碓氷峠にある案内板
秋は日が短くて、せわしない。もう一座、雁田山を登るべく小布施町に向かう。
おぶせ温泉の隣にある、現代中国美術館の町営駐車場に車を停める。
すぐに、雁田山冒険の森があって、ここが登山口である。歩き出す。
反射板と書かれた道標があるので、電波塔かと思って行ってみると、反射板跡であった。ここに一等三角点があり、千僧坊1.2km ,鬼のつぼや150mと書かれた、道標があった。近くに採石場があり、山肌が剥き出しになっていた。
なんとか日が暮れる前に、車のところに戻ってこられた。
須坂インターから、高速道に入り、松代PAで泊まりとする。
10/10 、軽井沢まで行って、留夫山をめざす。5月の連休の時、この留夫山に向かったが、次の日が雨になり、他の山に変更した。
この時は、白糸の滝有料道路にある、長日向から鼻曲山を通って、留夫山に登るコースであったが、今回は、旧碓氷峠から登るルートをとる。
留夫山は点名を長倉山といい、長野県軽井沢町と群馬県松井田町との境にある。
旧碓氷峠には、熊野神社があり、門前には力餅を売っている店もある。
思婦石(しふせき)の石碑の所から、山道がついている。火山灰地のせいか、道は溝になっていて歩き難い。浅間山の眺めを楽しみに、頂上に着いたが、木立があって鼻曲山も浅間隠山も見えなかった。
下りに、男女2組が登ってきた。途中で、猪に会ったという。
車に戻って、次の目的地、赤久縄山に向かう。
花曲山(留天山)の登山口・思婦石がある
赤久縄山は、群馬県藤岡市と中里村と万場町との境にあって、西上州を代表する山である。この山域では、富士山が見える唯一の山であるという。
御荷鉾(みかぼ)スーパー林道を利用すれば、簡単に行けることになっているが長い林道は、曲者で、今回もそうであった。登山口は、西の塩ノ沢峠と東の塩沢峠があるが、下仁田から塩ノ沢峠に到着して、下調べとする。
道は舗装されていて、車が2台先行していった。我々も行ってみることにする。
しかし、まもなく未舗装になった。いまさら引き返すわけにもいかず、杖植峠(つえたてとうげ)を過ぎると、通行止のゲートが出てきた。バイクの人達に聞くと、この先、道が崩壊しているという。しかたなく、ここから歩くことにするが登山口まで50分かかった。道すがら、両神山の鋸歯状の山並みを、眺めることができた。取付から先が崩壊していて、ゲートを退かせば、ここまで車でこれた。
取付には、車があり、単独行が休んでいた。ここからは、頂上まで400mの道標があった。赤久縄山の頂上に着いたが、残念ながら、富士山は見えなかった。
赤久縄山頂上(1522m)
車に戻り、上野村に降りて、ぶどう峠から、八風山のある軽井沢に行こうとするが、ここも通行止になっていて、変更して下仁田から、妙義荒船林道を探すことにするが、日が暮れてきて、神津牧場で泊まりとする。
ここは、日本最古の洋式牧場で、搾乳作業が見られることから、観光客が多い。
八風山は、上信越道に「八風山トンネル」があって、その名が知られている。
10/11 ,今日は帰らねばならず、時間的に根岸の山と八風山の両方は無理のようで、八風山は、次の機会に軽井沢から登ることにして、佐久にむかう。
根岸の山は、ガイドがなく、五万分の一<小諸>の地形図だけが頼りである。
小宮山地区で、地元の人に聞く。
近くにある、城山という山を教えてくれたが、どうもこの山ではなさそうで、移動する。熊久保で聞くと、それらしき山があるという。
下平地区の墓地から山道があり、行ってみることにする。山頂まで図根点の標識が続いていた。図根点を調べてみると、河川・湖沼等の測量に用いるとある。
山には、茸狩りの人がいたが、三角点のことは、判らないという。
1時間歩いて、根岸の一等三角点を見つけることができた。めったに人がやって来ないようで、ここの三角点は、削られてない、綺麗な標石であった。
里山の一等三角点の山は、よっぽど興味がなければ訪れる人もなく、見つけるのも容易ではない。5座登頂を果して、京都に帰ってきた。