日本三百名山・袈裟丸山


                   【山行報告】 記;山口敏晴

平成17年8月13日   「袈裟丸山」   五万分の一<足尾>

群馬県東村大滝駐車場5:20....6:35袈裟丸山登山口...7:20△1415.1m 三等三角点...9:10後袈裟丸山1908m...9:45前袈裟丸山頂上(△1878.2m一等三角点)...10:15後袈裟丸山...12:00林道...13:00車のところ

袈裟丸山は、群馬県東村・利根村,栃木県足尾町との境にあり、日本300名山 の一つ。
北から南へ、奥袈裟丸1961m・中袈裟丸・後袈裟丸・前袈裟丸山と並び、袈裟丸連峰を形成している。通常、一等三角点の置かれている前袈裟丸山を袈裟丸山と呼んでいる。

これで、日本300名山は233座,500m以上の一等三角点の山は、230座となった。
実家の墓参りをすませ、群馬県に向かう。
前橋から赤城山の登山口を過ぎて、大間々町からR122に入り、東村小中から大滝自然公園をめざす。
大滝までは、舗装されていたが、ここから先の林道小中新地線は未舗装で、悪路であった。
郡界尾根登山口までは、3Kmあるが、車で行くのは諦めて、歩くことにした。

大滝には遊歩道があり、源太橋・袈裟かけ橋には、案内板があった。
その昔、地元の人たちを苦しめていた源太和尚は、弘法大師によって戒められ、源太蔵と呼ばれる岩の下で、お経を唱えながら亡くなった。
弘法大師は、自分が身に付けていた袈裟を岩にかけてあげたところ、源太和尚の亡骸は白蛇となって大滝に降りていった。
白蛇となった源太和尚はその後、地域の住民を守って、今も大滝に住みついていると伝えられていると書かれてあった。

お盆になって、関東地方は天気がすぐれず、前夜は雨になった。朝5時起床。
林道を歩きだす。
雨はあがっていたが、郡界尾根に取り付く頃には、又雨が降りだしてきて、山にいる間は雨であった。
郡界尾根登山口には頂上まで4.4km の道標と、八反張ノコルは風化が激しく危険で、通行を禁止するという看板があった。
一等三角点のある前袈裟丸は、八反張を越えて行かねばならず、気になるところであった。
1415.1mの三等三角点を過ぎると、八重樺原と呼ばれる 笹原にシラカバが点在する、ゆるい傾斜の道が続く。
目の前に袈裟丸山の山容があらわれた。中間の2.2km地点には、平成14年11/2設置の太田工業高校山岳部の新しい道標が立てられてあった。
雨の中を歩き続けて4時間、後袈裟丸の頂上に着いた。道標があり、奥袈裟丸まで1.8km,前袈裟丸まで0.6kmであった。
ここにも八反張への通行禁止の立札があったが、かまわずに行くことにした。
八反張は、ヤセ尾根ではあったが、無事通過。明るく、開けた、前袈裟丸山に到着。雨で視界はなく、一等三角点標石を写真に収めて、下山にかかった。

袈裟丸山の標高は、赤城山の最高峰、黒桧山1828mよりも高く、このあたりの 名峰である。
雨に濡れたシャクナゲの群落を見ながら、岩陵を降りた。