残雪の奥美濃・滝波山と相戸岳

              【山行報告】  記;山口敏晴
平成15年3月   滝波山   五万分の一<八幡>
   21日〜23日    相戸岳    五万分の一<美濃>

3/21 向島7:40−−−岐阜市−−−洞戸村−−−板取村−−−15:50島口(泊)

3/22 6:30...島口林道...7:50取付... 10:15滝波山頂上(△1412.5m 三等三角点)10:30....11:50林道...12:40車のところ−−−13:05 板取川温泉13:50−−−−洞戸村道の駅14:25−−−−14:40相戸岳登山口(泊)

3/23 6:00....6:50相戸岳頂上(△671.7m 二等三角点)7:10.....7:50車のところ−−−−−−12:25向島  往復走行距離 438km

3連休を利用して、残雪の奥美濃を訪ねる。
滝波山は、岐阜県板取村にあって、岐阜百山のひとつ。
相戸岳は、岐阜県美山町にあって、続岐阜百山のひとつ。
3月のお彼岸が、3連休となり、残雪の山を登る、絶好の機会がやってきた。
今回は、アプローチの長い、滝波山をアタックすることにした。


3/21朝、向島を出発。いい天気である。垂井町で、3日分の食料を買い込んで、板取村をめざす。
島口の集落に入る。数棟のバンガローを過ぎると、未舗装の林道となる。
5分も走ると、全面通行止の看板が立っていた。
2人の作業員が仕事をしていた。ゲートはなかったが、通行止の看板を無視するわけにもいかず、清谷林道との合流点まで戻って、車を停め、泊まりとした。

3/22、6時起床。6時半出発。
ワカンも持ってきたが、ピッケルとアイゼンを持って出発する。曇天。雨が降りそうな天気であったが、なんとか降られなかった。
近畿では、一日雨だったようだ。
この山は、雨では、登れないので、ラッキーであった。滝波谷に沿って、林道を進む。雪の上には、ワカンのような、踏跡があった。
80分ほど歩いたところで、滝波山の山容があらわれた。

ここで、尾根に取り付くことにした。最初の杉の植林地帯では、地肌が見えて登りづらかったが、高度を稼ぐにつれて、一面の銀世界となった。
ここで、アイゼンをつける。雪がしまっていて、アイゼンがよくきいた。
主稜線に出る。雪の上に踏跡があらわれた。1386mの、にせピークまでくると、視界が開けて、御嶽,乗鞍の眺めがすばらしい。滝波山が目の前にあり、左にある、送電線のある山は、平家岳1441.5mである。(平成10年4月登頂)

このあたり、雪屁がはりだしていて、注意を要する。県境稜線が合流するところに出て、滝波山の頂上に着いた。頂上には、赤いテープがあるだけで、プレートはなく、三角点は雪の中であった。
白山山系の石徹白の山々は、真っ白で、この雪が、5月の連休まであると、うれしいのだが。帰りは、雪屁に注意しながら、慎重に降りた。登り4時間,下り2時間の行程であった。

車に戻り、近くにある、板取川温泉で、汗を流した。(600円)
次の目的地、相戸岳のある、美山町に向かった。

洞戸村にある道の駅で、取付を確かめる。R256の出戸バス停から、教龍寺を探した。出戸川の上流では、山から清水が流れ出て、6月になるとホタルが乱舞するという。
谷に沿った農家が、農薬を使わなくなって、カワニナが増えて、一時消えていたホタルが戻ってきたという。
出戸川にさしかかると、ホタル群棲地と書かれた、看板が立っていた。教龍寺に着いた。
相戸岳の案内板が、あった。周遊コースになっているようであるが、東ルートの登山口までいって、車を停めて、泊まりとした。


3/23、朝6時歩き出す。明け方は、よく冷え込んだが、昼間はポカポカ陽気となった。登山道は、よく整備されていて、ゴミも落ちていない。

歩きだして、50分、頂上に着いた。標高は低いが、展望のいい山である。
雪をかぶった、能郷白山をはじめとする、越美国境の山々の眺めがすばらしかった。このあたりの山々には、まだ登ってみたい山が、たくさんある。
北山907.5mもそうであるし、ふん陽寺山519.6mにも、冬の寒い時期に、登ってみたいものである。