冷川谷の頭は、鈴鹿国定公園の中にあって、藤原岳から鈴北岳に至る国境稜線上にある。
私の持っている資料では、この山は、藤原岳三角点となっている。
長い間、その存在を知らなかったが、今年になって、その存在を知った。
京都からは、鞍掛峠から取り付くのが、最短コースである。
鞍掛峠は、冬期は、大君ヶ畑までで通行止になっている。
この時期は、三重県まで通り抜けることができるが、今日の掲示板を見ると、平日の昼間は通行止にしている。
愛東町で太丸さんと合流して、鞍掛峠をめざす。鞍掛トンネルにある駐車場は、すでに満車であった。
名古屋ナンバーの車が多い。
ゴクルミ谷登山口近くに駐車スペースを見つけて、歩き出す。
今日は、天気の回復が遅くて、梅雨空である。ゴクルミ谷は、どんな谷かと思われたが、整備された、明るい谷で、伏流していた。
登山者が多い。最近は、人のあまり行かない藪山ばかりだったので、こんなに大勢のハイカーに会うのは、久しぶりである。
心配していたヒルは、ゴクルミ谷にはいなかった。
30分歩くと、水場があった。ここには、ゴクルミ谷付近に咲く花の看板があり、ヤマブキソウ,ヤマエンゴサク,エンレイソウ,イカリソウ,オドリコソウ,ニリンソウ,ネコノメソウが写真付で、紹介されていた。
カタクリ峠に着く。左藤原岳,右御池岳である。
御池岳に向かう人が多い。ここにも花の写真があって、カタクリ,ヒトリシズカ,フタリシズカ,チゴユリ,スズカカンアオイ,フタバアオイ,イワカガミ,ミノコバイモが紹介されていた。
新緑が雨に映えて、気持ちのいい尾根道である。
40分歩くと、白船峠である。「ヒルには食塩がいい」という立札があって、ここには、ヒルがいそうである。中部電力の201鉄塔巡視路の標識があった。
20分で、鉄塔下にある、冷川谷の頭の三角点が見つかった。
時間があるので、天狗岩まで行ってみることにする。天狗岩1165mに着くと、藤原岳1120mが目の前であった。昼食にしていると、単独行がやってきた。
名古屋の人で、藤原岳から登ってきて、ゴクルミ谷に降りるという。
ゴクルミ谷には、あらかじめ、自転車を用意してあるという。
我々のようにピストンではなくて、いい考えだ。
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