ヨコネは、滋賀県多賀町にあって、点名を西横根という。 五万分ノ一の地形図に
は、山名は記載されていない。 この山は、近江百山にもランクされていない不遇
の山である。この山の登山コースは、ガイドには三国岳815.0mの登山道である、
阿蘇谷から登り、五僧峠までの県境尾根を行くとあるが、今回は、最短コースで
ある、大君ヶ畑から前谷をつめることにする。
少し東に行った、材木谷からは、ヨコネの岩がゴツゴツした険しいピークが、望
めるとあるが、前谷からはヨコネのピークは見えない。
昨日、滋賀北部に雪がちらついて、鈴鹿の雪の状態がわからなかったが、大君ヶ
畑に向かうR306には雪がない。 今年の1/12に大君ヶ畑から、万野775.1mを登った
時は、沿道にも雪があったが、今日の山登りは、アイゼンもピッケルもいらない
ようである。大君ヶ畑のゲートには、この先積雪の為通行止となっていたが、か
まわず通り抜けて、林道権現谷線に入る。 簡易舗装の道で、2.3 所アイスバーン
になっていたが、峠まで行って車を停める。
ここから歩いてヨコネの取付を探す。取付に目印があった。登山道というよりは、
かすかな踏跡があるだけの道であった。目印も極端に少なく、要所要所にあるだ
けである。テープをつけた人の良識がうかがえる。静かな山歩きが楽しめそうで
ある。やがてシャクナゲがあらわれて、痩尾根歩きがはじまった。
木立の間から、鈴北岳や霊仙岳が見えてきた。正面に、高い山が見えていたが、
行ってみると、この山はヨコネではなく、まだ先であった。 積雪は5~10センチほ
ど。ここから岩場の連続で、緊張をしいられる。谷井氏は、ここで待つことにな
った。 ヨコネの最高点764mを過ぎて、三角点に向かう。最高点には、プレートは
なかった。歩きだして、2時間近くかかって、ヨコネの三角点に着いた。値打ち
のある山歩きであった。プレートは2つあり、1つには98年11/8の日付があった。
三角点測量の櫓が、高い木の上にくくりつけてあった。 岩場に雪がついているの
で、下りも慎重を要した。平成13年2月に登った馬の鞍峰1177.8mを思い出させ
る、上級の山であった。
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