北アルプス・有明山と蛇峠山


  【山行報告】 記;山口敏晴
   平成13年9月   {有明山} 二万五千分ノ一<有明>
  14日夜〜15日   {蛇峠山}  二万五千分ノ一<浪合>

9/14 向島17:55−−19:20大津駅南口駐車場20:00−−大津インター〜長野道
〜24:20梓川SA(泊)

  9/15 5:15〜5:25豊科インター〜穂高町−−6:15有明山登山口6:35...9:00
有明山北岳2268m...9:05中岳(△2268.3m 二等三角点)..9:10南岳
2248m10:00....12:10車のところ−−12:25国民宿舎有明荘の湯13:25−−
R153
−−飯田市−−治部坂峠−−18:05道の駅「信州平谷」(泊)
9/16 5:50−−治部坂峠−−6:15蛇峠山・NTT専用道路ゲート前..6:45狼煙

台跡...7:00蛇峠山頂上(△1663.9m 二等三角点)7:30...8:00馬の背
..8:10車のところ−−−R153−−10:10名古屋インター〜14:50向島

太丸,山口,    往復走行距離871Km


有明山は、長野県松川村と穂高町との境にあって、日本200名山のひとつ。
安曇野のシンボルであって、信濃富士とも安曇富士とも呼ばれている。
蛇峠山は、長野県阿南町.浪合村.平谷村との境にあって、干支の山である。

9/14夜、午後8時に太丸さんと大津で待ち合わせして、高速道に入る。
360km走って、梓川SAで泊まりとする。

9/15朝5時起床。天気は曇りで、雨雲がある。豊科インターで降りて、有明山の 登山口である、中房温泉をめざす。大糸線有明駅の近くまでくると、めざす 台形の形をした有明山が見えてきた。帰りはガスに隠れてしまったが...。
国民宿舎有明荘までくると、有明山への道標があり、裏手に登山口があった。
有明山の登山コースは、もう一つ、松川村の馬羅尾キャンプ場からのものがあ る。2001年版の昭文社の地図では、今年の夏、復旧予定となっているが、ここの 登山口に掲示があり、馬羅尾コースはまだ、通行不可能であった。

出発準備をしていると、九州大分の単独行が車から出てきて、話かけてくる。
槍 ヶ岳北鎌尾根を登るつもりが、天気がよくないので沈殿しているとのこと。昨日、 大天井に向かったが、雨で引き返したという。
9月は秋雨前線があるので天気は 長続きせず、エスケープルートのない北鎌尾根を登るのは苦労する。有明山をめ ざして歩き出す。頂上まで3.2Kmの道のりである。三段ノ滝をやり すごして、急登にさしかかる。
1時間歩くと、頂上まで1.9kmの道標があった しゃくなげがあらわれる。岩場の道を登り下りして、有明山北岳に着いた。
ここには有明山神社があった。歩き出してから、2時間半であった。昭文社の コースタイムは、登り5時間となっていて、これはまちがいである。
三角点は、少し離れた所にポツンとあった。2248mの南岳まで行ってみること にした。ここには有明山神社奥社があった。眺めのいいころで、味噌汁を作っ て食事とした。晴れていれば、燕岳,大天井岳が見えるはずだが、しばらく待 っていたが、晴れてはこなかった。
降りるころになって、夫婦連れがやってきた。
我々と同じように、5時間かからずに、半分で登れたネとしゃべっていた。。車 に戻って、国民宿舎有明荘で一浴とした。(600円)営業期間は、4月下 旬から11月上旬となっていた。

予定していたより早く、有明山に登れたので、もう1座登ることにした。
資料は持ってこなかったが、京都に帰る途中にある、蛇峠山に決めた。
平成12年9月に、大川入山1907.7mを登った時に対峙していた山で、深田久弥 の本「日本百名山以外の50山」にも紹介されている。

    R153を南下して、飯田市街を過ぎて治部坂峠に向かう。明るいうちに着いたら 登山口を確認しておきたかったが、日が暮れてしまい、少し行った所にある、道 の駅「信州平谷」で泊まりとした。
ここには、ひまわりの湯があり、午後7時ま で営業していた。9/16朝5時50分出発。蛇峠山は、電波塔のある山なので簡単に 山がわかると思ったが、この日の朝もガスがかかっており、目印になる電波塔が 見えない。治部坂峠にある、やどり木の湯あたりに登山口がないか、探してみる。
このあたりは別荘地になっていて、別荘地の案内図をみると蛇峠山へのコースが 出ていた。
車で高度を稼いで、NTT専用道路ゲート前に車を停めて歩き出す。
30 分ほど歩くと、電波塔や雨量レーダーが林立しているところに出てきた。マツム シソウの群落があった。
大きな絵図があり、見ると、武田信玄軍が使用した、狼 煙台跡の史跡があった。
長篠城,津具丸山,大菩薩峠が描かれていた。
そばには、 「北・中央アルプスの展望図」と「南アルプスの展望図」があったが、三角点が 見つからない。西方向に20m下って登り返した所 に、鉄骨の展望台があり、階段を登ると真下の藪の中に、三角点が見つかった 。
蛇峠山の名の由来は、阿南町にある深見ノ池から、蛇が引っ越してきたとの言 い伝えがある。時間が経って、ガスがとれてきた。
聖岳が真っ先にわかった。北 岳、農鳥岳も望まれた。車に戻って、少し小高いところにある、馬ノ背に寄って みる。ここからの大川入山の眺めがいい。
ここには電子基準点960616号があ った。最近、よく耳にするが、見たのは初めてである。
電子基準点とは、地上2 万kmの高さを周回するGPS衛星が発信する電波を受信し、この地点の位置 を観測するための施設である。
この山に来て、また少し、かしこくなった。