兵庫50山・三川山888m


    【山行報告】                    記;山口敏晴

平成13年4月       《青ケ丸》      二万五千分の一<扇ノ山>
   29日〜30日     《三川山》      五万分の一<香住>
4/29 向島7:50−−10:50 夜久野町−−11:55 道の駅ハチ北12:25 −−温泉町−
13:20 千谷−−13:40 霧滝渓谷入口−−14:00 肥前畑との分れ−−14:25 引き返
す−−浜坂町−−香住町−15:50 佐津−−16:10 三川権現・三川山登山口(泊)
4/30 5:35....5:50奥の院コース分岐.....7:20三川山頂上(△887.8m
三等三角点)7:40....シャクナゲコース分岐..8:00戻る...奥の院コー
ス....9:05車のところ9:25−−−15:25 向島     往復走行距離495km


青ケ丸は、兵庫県美方町と鳥取県若桜町との境にある。三等三角点がある。
新田次郎が、加藤文太郎のことを書いた小説「孤高の人」にも出てくる山であっ て、以前から気になっていた山であった。

三川山は、兵庫県香住町と村岡町の境にあって、「兵庫50山」のひとつ。
青ケ丸は、二万五千分の一の地形図には山名がなく、登山道もない藪山である。
近畿山行研究会の柳内英世氏が、独自で選んだ近畿の百山をリストアップしてい るのを見せてもらったところ、青ケ丸が入っていた。

二万五千分の一の地図をコピーして、登山コースを尋ねたが、返事は、昔のこと でよく覚えていないとのこと。どうやら選んだだけで、登っていないようである 。山仲間の下山氏も、この山に興味をもっていて、多田繁次氏の「兵庫の山やま 」に秘境の山として紹介されているそうである。

下山氏は、東因幡林道から沢伝いに、平成12年12月に登頂している。
今回、下山氏の山行報告を参考にして、登ることにした。

4/29、朝京都を出発。この連休は、天気予報は雨で、あまり雨がひどいと沢伝い の藪山は登れない。
道の駅ハチ北で昼食にしていると、雨が降ってきた。温泉町まで行って、千谷か ら林道若桜温泉線に入る。
平成6年11月に日本300 名山の扇ノ山1309.9m に登っているが、この時は蒲生峠 から河合谷高原をめざして、登山口から70分で扇ノ山頂上に着いている。
霧滝渓谷を過ぎて、肥前畑との分岐がある。ここから先は、集落がないので急に 道が悪くなる。少し走ると、道路に雪があって、進んでみるがスリップしてダメ である。スコップもチェーンも家に置いてきたので、諦めることにした。
下山氏が泊まった、案内板のある、扇ノ山登山口まではまだだいぶあるようだ。
この天気とこの雪では、青ケ丸登頂は無理で。又の機会を待つことにした。
「兵庫50山」の本を持ってきていたので、この近くにある、まだ登っていない、 三川山を登ることにした。


三川山は、但馬中央山脈の北端に位置している。
三川山に登るには、神鍋高原からNTT の管理用道路を使っても登れるが、日本三 大権現のひとつ、三川権現から入ることにした。
国道9号線に出て、浜坂から香住に向かう。途中、有名な余部鉄橋の下を通る。
佐津に入ると、垂幕がかかっており、三川権現の大護摩供養が5月3日に行われ ると書かれてあった。
午後4時過ぎ、三川権現に着いた。雨のせいかひっそりとしている。広い駐車ス ペースがあり、まわりに石楠花の花,シャガの花,ヤシオツツジが咲いている。
トイレも備わっている。早めに夕食にして、休むことにした。

4/30、朝5時に起きて、出発準備にとりかかる。雨は止まず、雨具をつけて歩き だす。堰堤を過ぎると、まもなくコース案内板があった。
シャクナゲコースと奥の院コースに分かれている。奥の院コースをとる。
頂上まで、3Kmの道のりである。ちょうどシャクナゲが満開で、目を楽しませて くれる。イワカガミの白い花も可憐である。
頂上に近づくと、雪があらわれてきた。登山道が雪に隠れて、探すのに手間取っ た。歩き始めて、1時間45分,頂上に着いた。広い頂上も雪だらけである
NTT の管理用道路も雪で埋まっていた。電波塔が林立していて、三角点が見つか らない。やっと、kissFM神戸の電波塔の裏にあるのを見つけた。
雨は止まず、電波塔の軒下で朝食とする。

但馬中央山脈縦走大会と書かれた看板があり、5月の大型連休に行われるのであ ろうか。縦走路は雪の多い所があって、時間がかかりそうである。
下りは、シャクナゲコースをとるつもりでルートを探す。
三川山Aと書かれた道標は見つかったが、それから先は、踏跡がない。
目印もなく、無理をしないで、元来た道を戻ることにした。
車のところに戻る頃に、やっと雨があがってきた。
車に戻ると、祭りの準備をしている人がいた。日本三大権現のことを聞くと、教 えてくれた。あとの2つは、大峯山と鳥取の三徳山とのことであった。
三徳山は帰って調べると、標高900m,三朝町にあることがわかった。