丹波にでかける。京都府夜久野町と兵庫県青垣町との境にある、小風呂という、
ちょっと変わった名の山を登ることにする。
二万五千分の一<矢名瀬>には、山名がなく、登山道もしるされていない。
朝7時京都を出発。亀岡あたりは、一面のガスであった。福知山に入ると、新し
くオープンした、福知山温泉の看板が目についた。
夜久野町小倉にある玄武岩公園をめざす。このあたりでは、小倉富士495mの方が
有名なようである。玄武岩公園を左折して、奥小倉まで車を走らせる。
ここに車を停めて歩き出す。前方に、めざす小風呂の山が姿をあらわしている。
地元の人に聞くと、小風呂の山を知っていたが、すぐ近くにある、小倉八幡神社
から登ろうとしたが、神社からの道はないという。まずは、神社に行ってみるが
やはり道はなく、ここから小風呂に取付くのを諦めて、車に戻る。
小倉奥公会堂まで歩いてみることにする。ここで地元の人に聞くと、七合目まで
延びている林道を教えてくれた。林道終点からは、ちゃんとした登山道はないと
いう。車を移動させて、その林道を行ってみることにする。
すぐに未舗装になり、道も狭く、私の車では途中までしか行けず、10分走った所
で車を置く。ここから再び歩き始める。小風呂の山が近づいてきた。林道終点か
らは、かすかな踏跡から尾根に取付く。すぐに踏跡はなくなったが、かまわず直
登して尾根に出た。ここも踏跡はなかったが、この尾根をたどれば頂上に行けそ
うである。20分ほどで頂上に着いた。
年末の慌ただしさもなく、静かな山頂である。無傷の三等三角点があった。
山名の書かれたプレートはない。すこし離れた所に、国土地理院の真新しい航空
写真用の櫓が立っていた。「11月30日まで壊さないで下さい」と書かれてあった
。白いプレートが残されてあって、表に夫婦岩と書かれてあった。
帰って調べてみると、この山は、点名を夫婦岩、山名を湯舟山といい別名小風呂
となっていた。白いプレートの裏には、比治山と書かれており、調べると、比治
山は、二万五千分の一<但馬竹田>にある、351.6mの三等三角点の山であった。
夫婦岩の由来は、この山が双耳峰で、580mの大津と呼ばれるコブがあるからであ
ろう。頂上の眺めよく、矢名瀬の街が見渡せる。鉄鈷山(かなとこやま)775mや
居母山730.6mなどの夜久野の山々が望まれた。頂上は風もなく寒くない。
ゆっくりして、餅入りのぜんざいを作って、暖まった。
帰路、近くにある、夜久野高原温泉(600 円)で一浴して、京都に戻った。
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