残雪の奥美濃・若丸山の登頂に失敗しました

    『山行報告』                記;山口敏晴

平成12年4月8日〜9日    【若丸山】       五万分の一<冠山>

4/8 京都8:00−−10:35 敦賀−−11:00 道の駅河野11:40 −−鯖江−−R417−−
今立町−池田町田代−−13:25 林道冠山線起点14:20 ....14:55 取付...
15:30 引き返す....16:30 車のところ(泊)

4/9 6:00...6:45取付...9:30市境尾根9:50....11:25 取付..12:00
車のところ−−−池田町志津原−12:30 渓流温泉「冠荘」13:25 −−武生−−−
18:35 向島

(谷井)、鎌田、山口、               往復走行距離 386km

若丸山1285.7m は福井県大野市と岐阜県藤橋村との境にあって岐阜百山の一つ。
市境尾根から冠山稜線を望む

奥美濃の藪山の中でも、登頂しにくい山の一つに数えられている。

宇治の山仲間の下山氏が去年の4/8 夜〜4/9 に、この若丸山の登頂に成功してお り、その山行報告を参考にして、アタックを試みた。

平成6年9月に、日本300 名山の冠山1256.6m を登頂した折、若丸山が望まれた が、冠山の尾根伝いにありながら、この山には道がなく、簡単には行かしてくれ ない故に、いつかは登ってみたいと思っていた。
まずは福井県の今立土木事務所に電話して、除雪の状況を聞く。例年4月になら ないと除雪しないが、今年は3/26に池田町田代まで除雪してあるという。
4/8 京都朝8時出発。向島の桜は満開であった。
鯖江からR417に入る。林道冠山線起点のある広場に車を停める。ここから先は、 除雪してなく、土
市境尾根から若丸山を望む
砂崩れで全面通行止と掲示がある。
時間があるので、下見をすることにする。下山氏の取りついた所を探す。
歩きだしてヘアピンカーブを過ぎて30分、目印はないが、カーブ注意の立札の所 から取りつく。途中に冠山峠まで8kmの道標があった。
藪をかきわけて進んでいく。若丸山が見えたところで今日は引き返す事にする。 後でわかったことだが若丸山と思ったのは、実は宇津井谷山1068.8m であった。
車に戻りテント泊とする。4/9 朝6時出発。夜は冷えて、林道の水溜まりは凍っ ていた。昨日、引き返した所を過ぎて、徐々に雪が増えて歩きやすくなってきた 。2時間歩いた所でワカンをつけるが、雪がしまっているので、すぐにアイゼン に付け替える。歩き出して3時間。
標高1000m の池田町と大野市の市境尾根に辿 り着く。遠く能郷白山1617m が望まれる。目の前に若丸山が大きく立ちはだかっ ている。冠山からの主稜線までは、まだ距離がある。奥美濃の最深部のスケール の大きさに圧倒される。ここまで下山氏は2時間、我々は3時間かかっている。

下山氏の報告では、目の前にある大きな山は若丸山ではなく、若丸山は主稜線に 行かないと見えないらしい。ここから先は、一旦降りてから登り返さねばならず 岩場が露出している所もあり、頂上まで4時間以上かかりそうである。
残念だが、時間切れで戻ることにした。宇津井谷山は、すぐ近くにありピークを 踏もうとしたが、雪庇の張り出している所があり、危ないのでやめにした。