日頃からエレベータに閉じこめられたら恐いだろうなあー
って思っていたんですが、
まさか自分が閉じこめられる経験をするなんて・・・
先週の凄い雷雨の夜です。
寝そびれてしまって、ビールを買いに出たんです。
エレベーターに乗って1Fボタンを押したとき 一瞬照明が消えた、がすぐに
動き出して・・・途中でカタン・・
なんで?
エッまさか! 一瞬ゾーッとした。
おかしいなあ、1Fのボタンをもう一度押す、2Fのボタンを押す、3Fのボタ
ンを押す、5Fまで押してしまう。
ドアオープンを押す、クローズを押す。なーんにも変わらない。
その まさか! だと悟る。
動揺を抑えて、エマージェンシーコールを呼ぶ。
通じたことで少しは安心。
「落ちついてください、落ちついてください、送風がとまったり 窒息するよう
な事はありませんから。すぐ伺いますから。落ちついてお待ちください」
「中からなんです、外が見えないんです、あのー、時間はどれくらいかかりますか」
「この雨ですからねー、時間は分かりません。出来るだけ急いで行きます」ガチャン
ハテえらいことになっちゃったぞ。
助けにきてもらえると分かったけれども 時間はどれくらいだろう?
30分くらいだろうか?1時間かな、2時間かな?
朝まで出れなかったらどうなるんだろ。明日のスケジュールを考える。
外では相変わらず雷の大きな音がする。
そうか ひょっとして雷のために途中停止したのかも知れない。
それなら、まさかそんなことないと思うけど、また落雷で、このまま停電したら
どうなるの?
いろいろ、いろいろ考えた。
落ちつこう 落ち着こう。
永くも感じ 短くも感じた。
雷とは違うドーンという音がして、人の声がした。
(40分くらい過ぎた頃だろうか。)
「大丈夫ですかー、途中階で止まってますからもうちょっと そのまま乗ってて
ください。」
ンッ?そんなもの降りれるかい、なに言うとるんじゃいと思いながらも、
「はーい 大丈夫です、ありがとうございます」。と答える。
しかしそれからが永かった。なかなか動かない。ああじゃこうじゃと作業員達が
喋っている。いいから早く出してくれよ。
ソロソロ、動いた。また止まった。動いた、また止まった。
やっと外が見えたときほんとにホッとした。
相当にくたびれたようで、ビールを3缶 一気に呑んで寝る。
あー、エレベーターは恐い。
◇◆ こまくさ ◆◇
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