雪戯れたい(隊)霞沢岳へ


   以前から温めていた霞沢岳西稜に、若き中高年スケットのPANCHOさんに、ヒマラヤ帰りのナランさん、雪岩は囲炉裏一番の桜井さんという強力メンバーを得て登ってくることができました。
    
穂高岳遠望

【日 時】1997年12月28(日)〜29日(月)
【山 名】霞沢岳 (2645.6m)
【山 域】北アルプス
【天 候】28日曇り時々小雪・29日快晴
【メンバー】PANCHO・桜井・ナラン・佐野
【ルート】西稜
     28日 中ノ湯9:00〜10:00砂防事務所10:30〜13:301900m付近
     29日 1900m7:10〜11:10霞沢岳11:50〜14:001900m14:45〜16:00砂防事務所取付き

 PANCHOさんの居眠り運転などあり少し恐かったけど4時間で松本到着。沢渡は一番奥の民宿茶嵐の駐車場に止める。あとの2名が到着するまで車中で宴会。終わって寝ようとしたらナラン・桜井組が到着したので丹さん差し入れのウィスキーでまた宴会。


(28日)
 あ〜腰が痛い。車の中で寝るってしんどい。PANCHOさんはシュラフ無で寒かったようだ。外のテントではナランさん・桜井さんまだ寝てる。起きるよ〜。
一つ二つと他のパーティがタクシーで沢渡へ出て行くと、こちらも焦りが少し入ってくる。ようやく各自食事してタクシーで沢渡へ。乗ったと思ったらもう着いた。こんなに近かった?。大分短縮されたな〜と思うおじさん2名。

釜トンネル前の補導所に、何もないと思うが、一応今後の事も考え愛想よく計画書を出しておく。さあ暗いトンネル歩きと思ったのは間違い、電気が点いてる。一番上に入れておいたヘッドランプは要らなかった。道も殆ど凍っていない。取り付きまで1時間と思うと、久しぶりの重荷でも今日の道路歩きは苦痛でないのが良い。(中高年は長い林道歩きは避けたいと思う(^o^))

もうちょっとで大正池という手前で右の砂防事務所への道に入る。事務所はログハウス造りで前の庭も広い。ここで宴会や〜と思うのは私だけではないだろうが、ここでくじけると晴天の予報がでている29日の登頂日を逃すことになるぞっと腰を上げる。

取り付きは、偵察の結果少し戻り送電線巡視路が最初から薮もなく尾根までは出れそう。トラロープを掴んでの急登、ようやく尾根にでるとゼイゼイもう休もうと、(自分のしんどい時に休む、これこそリーダーの特権(^^)V)今日はそれから30分1ピッチが根づく(中高年は長時間歩行は避けたいと思う(T.T))。さっそく熊笹漕ぎ、PANCHOさん頑張る。

時々急な小ピークのような登りが出てくると熊笹から凍った泥壁と木登りに変わる。そしてまた熊笹と交互にでてくるが雪のラッセルが出てこないのが今年の冬山の特徴だろうと喜んでいいのか、悪いのか?雪戯れたい(隊)は思う。

急な泥壁も上部になるにつれキックステップも効かなくり、慎重な登りが続く。後ろには木々の間から白い焼岳や大正池・穂高も見えてくる。タバコ1カートンを車の中に忘れたPANCHOさんは残り少ないタバコを大事に吸っている。この際禁煙したら〜とか、タバコを吸わない3人のいじめにあう。禁煙経験のある桜井さんはその気持ちが、わかるだけに愛のイジメを楽しんでいる(^^)。

ようやく、テン場予定の1900m付近に到着。もう膝が痛みだしてきたことだし、陽射しもここはあたる。雪が少ないので少し傾斜があるが2張りはなんとか張れた。さあ、まだまだ時間はある。宴会に突入、3人はウイスキー、ナランさんはお汁粉で酔っているワケナイ。

今日は桜井さんが手を握ってくる。ナランさんだけならわかるが、おいおい男の手も握るなよ〜。訳はウンコ博士が新しい研究をしているようで、眠くなると手が暖かくなるという事を聞いたらしく、それが正しいかデーターを集めてるらしい。ウンコ研究からこの前の反揮発現象、そして今度はこれを囲炉裏学会に発表するようだ(こんな事皆知ってるって。しかし期待しよう(^_^;)。本当は女性の手を握りたいだけとのウワサもある。コノ〜セクハラ


(29日)
 快晴。勝手にラーメン作って食べ出発。泥壁の急登はつづく。ようやく右側からの尾根が合流すると少し傾斜は緩むが、コメツガやハイ松も出てきて薮も手強くなってくる。雪も少ないと言っても膝あたりまで時々落ち込む。

休憩になるとウンコの話が盛り上がるのはなぜだろう。ウンコ博士の所為はわかるが、ナランさんも詳しい。生徒を1時間引き付けておくにはこんな知識もないとダメとのこと。(^0_0^)ナルホド

ちなみに腸が正常なら紙も必要ないくらい犬のように切れて終わることができるらしい。それはウンコは腸の中にある粘膜のようなもので包まれてでてくるかららしい。そうか〜私は柔らかめだから正常じゃないのかな〜。(^^ゞ

右側は岩壁で落ちているナイフリッジにでる。左側のハイ松を掴んだりして越えると、15m程の岩峰、足場はきっちりとあるので、アイゼンを滑らさないように慎重に登りきると傾斜が緩くなり頂上への最後の登り。しかし緩くなったぶん壷足歩きはシンドイ。なかなか前に進まない。ここでラストを歩いていた桜井さんにラッセルバトンタッチ。(中高年はでしゃばらないホントハシンドイダケ(^^))PANCHOさんごくろうさん。一番良いとこ持っていかれたけど、年寄りに花を持たそう ト イウコトニ シテオコウ。

山頂到着。笠も穂高も白山も乗鞍も中・南アルプスともう丸見え。無風、焼岳の煙が真っ直ぐに上っている。山頂標識もないすっきりした広い山頂。北側のピークが高そうなので一応踏みに行く。(ピークハンターは後で悔いを残すような事はしない(^^))

快晴の山頂
囲炉裏の旗と一緒に、徳本から来た10人程のパーティに写真を撮ってもらう。PANCHOさんは最後のタバコを吸っている。山頂コールしようと思うが携帯もってる3名全員が車に忘れたらしい。(チェックしなかったリーダーのミス。教訓・・他人をあてにしてはいけない(^^ゞ)

下りは速い。岩峰だけザイルを張って下る。2時間でテン場に。テントたたんで下山。ビール飲みた〜い。タバコ吸いた〜い(PANCHOさんだけ)熊笹は滑る。熊笹での滑落停止は教えてもらってないぞ〜とかナランさんがブツブツ言っている。補導所に下山届けをだして。補導所横の店にはもちろんビールある。もちろんタバコも( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパ-イ!

丁度客を乗せてきたタクシーで沢渡駐車場へ。助役と村チョ!に電話して、ナランさんのテントを張って宴会に突入。やったね。しかし、明日からナラン・桜井のムキムキ隊は槍へ行くらしい。この元気もの〜

中高年のわがままルートに付き合って下さったPANCHOさん、ナランさん、桜井さん ありがとう(^^)V