{山行報告} 記;山口敏晴
平成10年5月2日 【佐武流山】 五万分の一<岩菅山>
〜5月5日 【白砂山】
5/2 京都駅14:30 −−−中央道−−20:30 長野道・小布施PA(泊)
5/3 4:00−−−4:10中野インター−−R292 草津道路−−5:30草津町−−六合
村−−−6:35野反湖8:00....地蔵峠...10:20 水場...11:05 堂岩
山2051m ...12:30 白砂山頂上(△2139.7m 三等三角点) (泊)
5/4 4:30....6:20沖ノ西沢の頭(△2035.9m 三等三角点)...7:10赤樋
山2095m ...8:40佐武流山頂上(△2191.5m 二等三角点)9:05...赤樋
山10:20 ...11:10 沖ノ西沢の頭...13:05 白砂山13:35 ....堂岩
山14:50 ...15:20 水場.....16:50 野反湖(泊)
5/5 5:15−−−−6:00長野原草津口駅−−−R144 −−−7:00上信越道・上田
菅平インター〜12:15 京都南インター−−−12:50 向島
西川、(下山)、(片平)、山口、 4名 往復走行距離1032km
 |
 |
 |
| 野反湖 白砂山登山口 |
白砂山山頂 2139.7m |
白砂山皇太子殿下の碑 |
佐武流山(さぶるやま)と白砂山(しらすなやま)は、共に「日本200 名山」のひとつ。
佐武流山は、白砂山から苗場山2145m までの上信越国境稜線の連峰の、最高峰であり、深い藪に囲まれた秘境の山である。故に、この山は残雪期に登られることが多い。
今年は雪が少なく、去年挑戦した、笈ケ岳や景鶴山には雪がなく、すでに登れなくなっている。佐武流山も雪が心配であったが、ここは日本有数の豪雪地帯であるだけに、残雪を期待して出掛ける。
西川氏、宇治の下山氏、八王子の片平氏、新潟の岡本氏と5/3 の朝6時半に野反湖に集合する。生憎の雨で、しばらく様子をみることにする。
岡本氏は、佐武流の雪が少ないので、近くにある八間山1934.5m に登って帰るという。
この山に限っては、私の得意とする登山口からのピストンは無理であって、最低山中一泊を余儀なくされる。
白砂山登山口の駐車場には、かなりの車が停まっていて、釣り客もいるが、登山客は我々と同じように、雨の様子待ちといった感じで、誰も出発しようとしない。明日の予報は晴れになっており,この雨も昼にはあがるだろうということで、8時になって、小止みになったのを見計らって、歩きはじめる。
皆、それぞれ山中二泊の装備で、ザックが重い。日頃、軽い荷物しか持たずに、歩いているので、この荷はこたえる。
 |
 |
| 白砂山から佐武流山・鳥甲山を望む |
白砂山から苗場山を望む |
3時間で堂岩山に着く。雨があがってきた。5分ほど降りると八間山との分岐になる。岡本氏に会う。白砂山まで登ってきたという。来週の猿ケ馬場山の同行を約束して別れる。少し行くと、佐野さんをはじめとする、大阪の「囲炉裏の会」のメンバー4人に雪渓のところで会う。今日はここで幕営して、明日佐武流を目指すという。
歩きはじめて、4時間で白砂山頂上に着く。皇太子が平成4年8/12に登った碑が建っており、新しい案内板があって、天気の良い日には、秩父連峰の彼方に富士山が見えると書かれている。
あたりはガスっていて、テント場の適地がわかりにくく、此処でテント設営することにする。大きな犬を連れた2人連れが降りてきた。聞くと佐武流に行ってきたという。雨の降る中を大変だったようで、5時間半かかったそうだ。佐武流に行った人の話が聞けて、俄然元気が出てきて、明日の登頂が楽しみになってきた。
夕方、300 名山登頂ツアーのODSSのメンバー19名が登ってくる。その中に私の山仲間の古谷さんがいて、びっくりする。
早目に就寝するが、夜中寒くて眠れない。テントの外は、零下になっていたようである。
 |
| 佐武流山山頂 |
5月4日、4時起床、4時半出発。途中、御来光を見る。国境稜線にでると、眺めがよくなり、佐武流山が目の前に迫ってきた。形のいい鳥甲山、すぐにそれとわかる苗場山、岩菅山2295m
も大きな山である。浅間山2568m には雪がない。
アイゼンはテントに置いてきたが、沖ノ西沢の頭の手前の下りはアイゼンが欲しいところである。先行の2人に追いつく。彼らは、これで3回目であって、苗場まで縦走したことがあるという。
ここから妙高山が見えてきた。赤樋山(あかどよやま)までは雪があったが、ここから佐武流までは、藪歩きが多くて、時間がかかる。苗場まで縦走する3人の学生に会う。昨日は雨で、沖ノ西沢の頭で沈殿していたそうである。
2人、4人組に追いついて、佐武流の頂上に着く。白砂山から4時間10分かかった。三角点は雪の中のようで、見つからない。
ここからの眺めもよろしく、越後三山、平ケ岳、燧ケ岳の山々が見渡せる。
山頂に25分いて、下りはじめる。快晴の雲ひとつない天気で、雪焼けする。
登る時には気が付かなかったが、沖ノ西沢の頭には、三等三角点が顔を出していた。
4時間かかって、白砂山に戻ってくる。アップダウンの多い山で、登りも下りも時間が変わらない。テントを撤収して、今日のうちに、野反湖まで降りることにする。堂岩山を過ぎて、水場の近くで百名山を登頂した、重広恒夫氏に会う。
16時50分、車のところに戻ってくる。今日は、12時間歩いたことになる。
下山氏は、その足で鳩待峠まで行き、次の日は至仏山2228m に登頂している。
我々は野反湖に泊まって、5/4 朝4時起床して、片平氏を長野原の駅まで送り、渋滞のおこらないうちに、京都に戻ってきた。
|