奥美濃・美濃俣丸1253.8m

    {山行報告}                   記;山口敏晴

平成11年3月       【美濃俣丸】        五万分の一<広野>
  13日〜14日

3/13 向島7:15−−R161−敦賀10:00 −武生−R365−南条町−11:25 花はす公園
 そまやま11:45 −12:15 今庄町大門−−12:35 宇津尾−−13:00 広野ダム−−
 13:05 除雪地点...取付14:25 ...車のところ15:10 (泊)
3/14 6:20..鈴谷川出合..7:20取付...8:30 P912...11:05 美濃俣丸
 頂上(△1253.8m 三角点は雪の中)11:15 ...取付13:50 ...15:05 車の
 ところ15:15 −−−−15:35 今庄インター〜16:00 敦賀インター−R367−−−
 向島19:20              往復走行距離 371km

美濃俣丸を望む
美濃俣丸は、岐阜.福井県境にあって、「岐阜百山」のひとつ。
奥美濃の盟峰である。この山も、長年暖めていた山で今回やっと、登頂の機会が訪れた。登山道のない山であって、残雪期に登られることが多い。
雪が少ないのも、藪が出て歩きにくいし、雪が多いと、取付点に行くのに時間がかかる。
美濃俣丸は、山仲間の宇治の下山氏が去年3/5 に登っており、その報告を参考にする。
今年は、去年よりも雪が多くあり、3月の第2週に設定したのは早かったかもしれないが、事前に今庄町役場、土木事務所にTEL して情報を得る。
広野ダムより先の雪の状態が気になっていたが、聞くと、3/11から除雪するとのこと。週末登頂に間に合いそうである。
三周ヶ岳方面を望む

12日夜に下山氏から連絡があり、3/11〜3/12にかけて、美濃俣丸を経由して笹ケ峰1284.6m に行ってきたという。彼らのトレースもあるし、週末の天気も日曜雨の予報が晴れに変わって、決行する運びとなった。

3/13朝、京都を出発。琵琶湖沿いのR161を北上する。国境スキー場を通過。ここのスキー場に雪があるのを初めて見た。
南条町にある、花はす公園そまやまにて昼食とする。明日の山の帰りにここにある温泉に寄りたかったが、遅くなって一浴できなかった。
365 スキー場にある、やすらぎ温泉も覗いてくる。危うくスキー客と間違えられて駐車代を取られそうになった。
県境の栃ノ木峠は積雪で通行止めになっていた。広野ダムに向かう。
途中、宇津尾の集落に立ち寄って、上谷山1196.7m の取付を探してみる。
笹ヶ峰・白山を望む
宇津尾林道から送電線の巡視路にとりつくのであるが、行ってみると林道が崩れており、修復工事中であった。
このあたりは雪が全くなく、もっと雪があると思っていたので拍子抜けである。
広野ダムに着く。
ダムの周遊道路の北半分は、予定どおり除雪されていて(南半分は15日からとのこと)周遊道路の合流地点に車を停める。
ここから先は除雪されていない。
時間があるので、林道から尾根への取付まで行ってみることにする。
下山氏の踏跡が残っているが、腐った雪で踏み抜く。明日はワカンを付けて歩くことにしよう。鈴谷川出合を過ぎて、林道のS字カーブまで結構時間がかかる。
カモシカを見た。取付と思われる所には、目印はないが確認をして、車のところに戻る。
美濃俣丸尾根上にある境界見出標

3/14 6時20分、ワカンをつけて出発。尾根への取付から、ワカンをデポして、アイゼンを装着する。高いところをめざして登りはじめる。雪の上に踏跡があって、ホッとするが、この暖かい陽気で消えかかっているところもある。
1時間歩いて、912mピークと思われるところに着く。
野兎に出会う。野兎でよかったが、雪面には、何やら熊の足跡みたいのもあり、気持ちが悪い。
目印はないが、境界見出標が出てくる。展望のいいところに出てきて、美濃俣丸の全容が見えてきた。
三周ケ岳1292.0m 、高丸1316.3m も眺められる。やはり、美濃俣丸が飛び抜けて雪の量が多い。

天気は快晴で、暑いくらいである。いい天気でよかった。この広い尾根はガスったら、戻るに戻れない。アップダウンの繰り返しで、やっと美濃俣丸の頂上に着く。しばらく、低山歩きをしていたので、スケールの大きさに感動する。
笹ケ峰の向こうに、加賀白山が望まれる。
下りは、もときた道を尾根を踏みはずさないように降りることにする。
林道との取付のあたりまでくると、雪が融けて藪が出ていて、一ヵ月先に、この山を登るのは、一苦労させられそうである。