静岡県・越前岳・毛無山

    {山行報告}                   記;山口敏晴

平成10年12月       【越前岳】        五万分の一<御殿場>
   29日〜30日     【毛無山】        五万分の一<富士山>

12/29 向島7:05〜11:05 東名・富士インター−−富士宮市−勢子辻−12:55 十里
 木高原バス停13:00 ...13:35 △1098.9m 三等三角点..14:15 勢子辻との
 分岐..14:20 越前岳頂上(△1504.2m 二等三角点)14:35 ...15:05 三等
 三角点の所 ..15:20 車のところ−−−R469・R139−−朝霧高原−−16:40
 毛無山登山口(泊)       片道434km

12/30  6:50...7:05地蔵峠との分岐..7:35三合目...8:00五合目..七
 合目8:30...8:55展望台..9:05下部温泉からの合流地点...9:10毛無山
 頂上(△1945.5m 一等三角点)9:30...10:15 五合目...10:40 不動の滝
 見晴台...11:05 車のところ11:30 −−11:35 朝霧高原温泉12:30 −−河口
 湖インター13:00 〜13:22 大月インター−−R411−−−奥多摩町−−−15:40
 埼玉県飯能市(泊)       走行距離578km
越前岳登山口になっている十里木
越前岳から富士山を望む
越前岳頂上
毛無山登山口にある案内板
毛無山山頂
越前岳は、「日本200 名山」のひとつ。
富士山と沼津市の間に南北に長い愛鷹連峰があり、越前岳はその最高峰である。
連峰の一つの、愛鷹山1187.5m には、一等三角点があるが、今回は登ることが出来ず、次の機会に訪れることにする。

東名高速を、富士インターで降りて、十里木街道を走る。すでに、この時点で昼を過ぎており、予定していた東側の須山登山口から登り、十里木(じゅうりぎ)に降りてくるコースは、時間がなくなり、十里木からのピストンとする。
十里木の登山口には、トイレもあり整備されている。
案内板があり、源頼朝の巻狩り本陣跡を訪ねる散策コースもある。

歩き始めて、15分の所に電波塔があって、展望台が置かれている。富士山の眺めが素晴らしい。この後、富士の見える山、毛無山、石割山を登ったが、越前岳からの眺望が最高であった。
途中にある、三等三角点からも富士がよく見え、宝永火口がくっきりとわかる。
ここから先は、樹林帯である。単独行が2人降りてくる。
頂上直下に、僅かに雪があった。歩きだして、80分で頂上に着く。
愛鷹連峰の山並みと、駿河湾が見渡せる。
呼子岳1350m までは、1.2km の道のりとある。呼子から鋸岳1296m 、位牌岳1457 m までの尾根歩きは、要注意のようである。
須山から、誰か登ってきていたら、一緒に降りて車で、十里木まで送ってもらおうと思っていたが、時間が遅いせいか、他に登山者は現れなかった。
今日の富士山は、ガスが最後までひとつも懸からず、下りも、美しい富士を眺められた。
車のところに戻り、毛無山の登山口まで移動することにする。

毛無山も、「日本200 名山」のひとつ。
一等三角点百名山の中に入っており、山梨百名山にもランクされている。
山梨県下部町と静岡県富士宮市との境にある。
毛無山という山名は、全国にあって、樹木が少なく、展望のよいことを示している。岡山県にある、毛無山1218m をはじめ、数ある毛無山の中で、一番高い。
雨ケ岳1772m 、長者ケ岳1336m 、天子ケ岳1330m などの、天子山塊の最高峰でもある。

計画は、信玄の隠し湯と知られている、下部温泉からのルートを登るつもりであったが、下部町まで行く時間がなくなり、変更して、もうひとつのルートである朝霧高原から登ることにする。

R139の朝霧高原グリーンパーク入口を左折し、麓(ふもと)集落をめざす。
ゲートのある、登山口のまわりは、有料駐車場(700 円)になっており、すこし離れているが、トイレのある広場で泊まりとする。
ここは、東海自然歩道の富士宮コースになっており、もとす湖〜朝霧高原〜田貫湖へ通じている。

12/30 、朝6時50分出発。登山口には、案内板があり、頂上まで160 分とある。
地蔵峠の分れを過ぎてから、新しく設置された、合目の標示の看板が立っており、急坂の登りの息継ぎの役目をしてくれた。
今日の富士は、雲が懸かったり、とれたりしている。
七合目を過ぎて、いい眺めの展望台があったが、あいにく、逆光でいい写真は撮れなかった。
九合目を過ぎて、下部温泉からの合流地点を越えると、頂上は近い。
北岳、甲斐駒の展望台があったが、霞んでいる。歩きだして2時間15分で山頂である。一等三角点の標石の他に、山梨百名山の杭が立っていた。

これで山梨県の500m以上の一等三角点9座、赤岳、国師ケ岳、雲取山、甲斐駒、小金沢黒岳、大峠、御坂黒岳、御正体山は、完登できた。
ここでも雪は僅かであった。展望を楽しんで、下り始める。20分ほどで、ダブルストックの若者が登ってきた。このあと、単独行、2人組、夫婦連れと、次々にやってきて、山頂は賑やかなことであろう。
不動の滝を見ながら、車のところに戻ってくる。東海自然歩道を歩いている人に会い、しばし話をする。四国八十八ケ所を終わって、秩父三十四ケ所巡りもしているという。
グリーンパークの温泉でさっぱりして、(700 円)今日の宿泊地である、埼玉県飯能市に向かった。